大腸検査で生体検査?
大腸検査のあと、すぐにブログが書けなかった。
というのも、検査で異常がみつかり、組織検査(生体検査)をしたからです。
その結果は、後ほどお知らせするとして、肝心の大腸内視鏡の検査ですが…。
当日、2時間で飲むはずのムーベンを3時間かかって飲みました。
ムーベンを飲み始め、1時間ほどして、薄い黄色の水様性の便が、シャーという感じで出てきました。
これで腸の掃除は終わりかな、と思っていましたが、よーく見るとモヤモヤしたものが…。
そのまま病院に行きましたが、モヤモヤしたものがあると検査できないので、もうしばらく待つことに。
水を飲みながら待ちましたが、もう出るものがない…。
ま、大丈夫でしょう、ということで検査をすることになりました。
お尻に穴のあいた紙製のトランクスをはき、その上に病衣のようなものを着て待機。
点滴を打ったあと、本来は腸の動きをとめる注射を打つそうですが、私の場合、アレルギーがあるので注射はなし、で始まりました。
ベットに横向きで寝ていると、先生と看護婦さんが後ろにきて、「大丈夫ですよー、はじめますよー」と和やかな感じで始まりました。
最初、お尻に挿入?されるときは、ちょっと違和感があったけれど、意外ときつくはなかったです。
人によって感じ方が違うようですが、私の場合、胃カメラの方が苦しいですね。
先生と看護婦さんと一緒にモニターを観ながら検査が進んでいきます。
小腸の入り口(出口?)までカメラを入れたら、カメラを引きながら空気を入れて観ていきます。
先生、看護婦さんと「アレ何ですか?」「この前の患者さんがねー」「オナラしていいですよ」などと談笑しながら、検査が進みます。
空気を入れるのでオナラがしたくなりますよ、といわれていましたが、私の場合、オナラは出なかったです。
「きれいな大腸ですねー。もうすぐ終わりますよ」といってると…。
「あっ!これ、何ですか?」
私が最初に声を上げました。
腸の側面が、赤くうっ血しています。
医学用語では「びらん」という事らしいです。
染色したり、いろんな角度でみたり…。
「悪いものではないと思うけど、生検してみましょう。組織の一部をとりますよ」
ということで、ギザギザの刃のついたクリップのようなもので、つまみました。
そんなものでつまんで、穴が開いたらどうするの?とも思いましたが、ごく表面の皮をつまめるようになっているようです。
もちろん、痛みもなく、本当に組織が採取できたの?というほど微量な組織をとっていきました。
生検したので料金は、10,550円。生検がなかったら5,000円ぐらいらしい。
結果は一週間後…。
で、一週間後に結果を聞きに行きました。
結果は…、
悪性の所見なし、異常ないですよ、ということです。
ホッ。
腸の擦り傷のようなものです。もしかしたら、カメラを入れるときについたのかも、ということです。
ま、原因の追求は無理のようです。
ひと段落ですが、一応、経過観察ということで、2ヵ月後にもう一度検査をして、擦り傷が治っていたら検査完了、となるようです。
こんどは、下剤を飲むのではなく、病院で浣腸をするらしい。
浣腸?
どこで?自分でするの?それとも看護婦さん?ガマンできなかったら?
それはそれでヤダナ。