徒然なるまま、気の向くままに

こちらにブログ引越ししました。猫のこと、カラダのこと、その他もろもろ。思いつくまま、気の向くままに、細く長く続けてます。

ハンナは頑張っています

ハンナのクッシングの投薬を開始するために、コルチゾール検査とエコー検査をしてもらったところ、予想外の展開に。
なんと、血液の混じった腹水が見つかりました。

先生からは、「かなり重篤」と言われましたが、腹水の原因が確定しないようです。アルブミンも正常値でした。
ただ、おそらく肝臓の腫瘍からにじみ出ているのでは、という話しを聞き…、『それって、肝臓がんの末期では…』と頭をよぎり、ショック…。

しかし、クッシングから肝臓を悪くしていることも、疾患のひとつなので、まずはクッシングの治療を開始することになりました。
デソパン8分の1からスタートです。
ところが、投薬開始から2日目に、いきなり副作用?丸1日何も食べずにグッタリした様子。

病院に指示を仰ぎ、翌日からは投薬を中止。

2日後の12月29日に病院にいったところ、体重が増え腹水が増えている様子。
ラシックスを1週間分試してみようということに。その日の分は、投薬ではなく注射してもらいました

ところが、その夜、利尿剤が聞きすぎたのか、脱力&意識朦朧の状態に。
「ハンナ、ハンナ」と呼びかけても、うっすらと目をあける程度。もちろん食欲もなし。立ち上がることもできない。

この時は、「もう朝を迎えられないかも知れない。」と、ハンナを抱いて、ひと晩中、泣きながら眠りました。

翌朝の12月30日。朝一番に病院へ。

体温も低下して、更に厳しい状態に。
体力が落ちて、薬が効きすぎるようなので、デゾパンもラシックスも中断することになりました。


そして、腹水が溜まったときに、物理的に抜く、という方針になりました。

腹水を抜くと楽にはなるようですが、命を縮めることになるので、覚悟を決めなければなりません。

この時まで、私は病院に年賀状を出すか迷っていました。
このままでは、ハンナはお正月を迎えられないのでは、と思っていたからです。

「ハンナ16才」の判子も用意していたのですが、これを押して「今年もよろしく」と書くことを躊躇していました。

でも、「そんな事ばかり考え悩む時間がもったいないことに、ふと気づき、例年通り、病院にも年賀状を出しました。

積極的な治療・投薬をやめてからは、食欲も出てきて状態も安定。なんとかお正月を迎えることができました。