徒然なるまま、気の向くままに

こちらにブログ引越ししました。猫のこと、カラダのこと、その他もろもろ。思いつくまま、気の向くままに、細く長く続けてます。

ハンナ最大の危機

注意!血の苦手な方は読まないでください。
内出血の写真があります。



1月7日に溜まっていた腹水をはじめて抜いてもらいました。
100mlというから、2.4kgのハンナにとっては、大量です。
人間にすれば、2〜3リットルに相当する量です。

自宅に帰ってみると、腹水を抜いた時に刺した針のところから、ジワーっと内出血しています。
採血の時にも内出血したことはあったので、いずれ止まるだろう、と様子を見ていましたが…、30分たって内出血が500円玉程度の大きさにまで広がったので、再度、病院に連れて行きました。

出血は、体外に出ているのではなく、内出血なのでこのまま様子をみることに。
肝臓の腫瘍のために、もらっていた止血剤を飲むように指示がありました。

それが昼の2時ごろのことです。

家に戻ると、出血の範囲はどんどん広がり…。
昼過ぎ
しかし、あとから考えれば、これはまだ序の口でした。


とりあえず、夕方に2回目の止血剤は飲みした。

出血は、じわじわっとしたものなので、一見、止まっているのかどうか、わかりません。
30分〜1時間ごとにチェックすると、やはり、出血範囲が広がっているようです。


「もう、止まるかな。もうちょっとかな」という期待も虚しく…(その後、出血は4日にわたり続きました)。

夜9時、とうとうお腹一面に赤黒く広がっていきました。
それは、正視できないほどの凄い状態です。

ちょっと、わかりづらいですが、赤黒く見えているのは腹部です。
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「このまま出血死するのでは」という不安から、「福岡夜間救急動物病院」へ。

ここに来るのは、3回目。ハンナの母犬、ドナの呼吸困難の時にもお世話になりましたね。
ハンナは平成17年ぶりです。その時は胆泥を応急処置してもらいました。

救急病院では、止血剤アドナとビタミンKを皮下注射してもらい帰りましたが、止血剤を打ったからといって、出血がピタッと止まるわけではありません。出血しにくくする、という程度。

なんとか出血が止まるのを祈るばかりです。

翌日も、かかりつけ医で同じ注射をしてもらってください、という指示だったのですが、いつもの病院がお休みのため、近くの動物病院へ。
内出血は更に広がり、お腹、胸、足、背中まで赤黒く腫れあがっています。

しかし、その病院では「打つ手なし」として注射してもらえませんでした。

完治しない病気に対しての考えは、先生によって違いますので、仕方ありませんが、正直、この時が一番しんどかったです。

ハンナも、ぐったり食欲もなし。

「もう、数日なのかも知れない」と、その夜は、ハンナを抱いて大泣きしました。年末に続き2回目です。


その後、脅威の回復をみせるハンナ。その経過は後日、書かせていただきます。