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徒然なるまま、気の向くままに

こちらにブログ引越ししました。猫のこと、カラダのこと、その他もろもろ。思いつくまま、気の向くままに、細く長く続けてます。

三人六脚

クーコのFIPが発覚して1週間たちました。

食欲は(異常?)にあるけど、元気はあまりなく、日中は寝ている事が多いです。

時々、起きてきて「おやつ頂戴!」といって、ポリポリ食べて、小さく遊んでから寝る、という繰り返しです。

小さな遊びというのは、「ネズミを転がす」、「テレビ台の下を探る」、「ダンボールの穴を広げる」、「紙袋の中にもぐりこむ」といった体力をあまり使わない遊び。
でも、遊んでみたいという気持ちはあるようです。

あと、早寝・早起きになりました。
今日は、5:30に起こされて、「ご飯!ご飯!」とせがみます。


今、クーコの治療は

プレドニゾロンステロイド)2mg/kg/日
・ドメナン(トロンボキサン阻害剤)朝・夕
・コンベニア(抗生剤)2週間に一度
・腹水が溜まったら抜く。利尿剤は、今は使わない。(猫は利尿剤に反応が強くコントロールが難しいので)

という方針で進んでいます。

ネットでみると、他の病院では「インターフェロンステロイド」という治療が多いようですが、主治医から
「私はインターフェロンは効かないと考えている。研究成果も出てないし、学術的に効くとう論理がなりたたない。なぜなら、免疫が…(云々)」と説明がありました。

私はこの先生を全面的に信頼していますが、自分でも納得したいので、いろいろ調べました。

以下は、私なりに理解した内容。
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普通の風邪などのウイルスが体内に侵入すると、免疫の中核である「マクロファージ」が現場に駆けつけてウイルスを食べてやっつけます。
このウイルスを食べるときに炎症が起きます。

インターフェロンは、マクロファージを活性化(免疫アップ)してウイルスをやっつける薬です。

しかし、クーコの病気「猫伝染性腹膜炎」のFIPウイルスは、なんとマクロファージの中で増殖していきます。
免疫をあげてマクロファージが増えれば増えるほど、FIPウイルスは喜び、体中で猛威を振るう。


一方、ステロイドは、マクロファージ(免疫)を抑制してFIPウイルスの増殖を抑えます。マクロファージがおとなしくなるので、炎症も引き腹水が減る。免疫を下げるので、他の感染症にならないように、コンベニア(抗生剤)を投与しておく…。
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つまり、インターフェロンステロイドは逆の作用を引き起こす薬です。
下痢止めと下剤を一緒に飲むようなものでしょうか。

なるほど、先生がインターフェロンが効かないと考える、というのが理解できました。
インターフェロンは「効くかどうか分からないが、やってみよう」、という性質の薬ではなく、「病気の進行を早める可能性があるから使わない」、という事でした。


発病前のコロナウイルスの状態だったら、免疫をあげるようなサプリは有効みたいです。
でもFIPを発病した時には、免疫を上げてはいけない。

ではなぜ、他の病院ではインターフェロンが使われることが多いのか。

FIPは、まだまだ分からないことが多く試行錯誤の中で、「インターフェロンをつかったら回復した」という話しがあるのも確からしいです。しかし、インターフェロン単独使用というわけではないので、結局、何が効いたのか解明はできておらず、学術的な発表もなされていないそうです。
でも、免疫のシステムは複雑らしいので、活性化したマクロファージの中には、FIPウイルスも食べてくれるマクロファージもあるかも知れない、致死率の高いこの病気の治療では、そういう可能性にかけて、インターフェロンを使用される場合が多いという事もあるようです。



ネットでみても、FIPから回復した例は、ほんのわずかです。
そんななか、主治医が、その数少ない症例を持っているというのは、本当に心強い。


「先生を信頼して、でも決してお任せではなく、自分でも納得した上で治療にあたる。
 自分で勝手に民間療法に手を出さない」と今日、決めました。


先生とクーコと3人で頑張らないと。(あ、母も)

体重変化なし。3.3kg
嘔吐・下痢なし。時々、くしゃみ。
昨日気になった貧血(歯茎が白い)は、今日は改善した模様。(ピンクになってました)