抜糸と病理検査の結果
肥満細胞腫の術後、10日目で無事に抜糸が終わりました。
この間、2回自己抜糸したので、まだ抜糸は早いかな、と思っていましたが、傷口は治っていました。今は縫い痕が小さなカサブタになっています。
カサブタといえば、頭のカイカイのあとのカサブタがゴソッととれました。
全長3センチ。グロテスク。
話しを肥満細胞腫の手術に戻して。
手術でとったイボイボの病理細胞検査の結果も出ていました。
やはり、このイボイボは、「皮膚肥満細胞腫(高分化型)」
高分化型というのは、犬のグレード分けでいうと、グレード1に相当するそうで、「猫の場合、一般的に良性の挙動を取ることがほとんどであり~」とあります。
所見を抜粋すると、
・真皮内に形成された、境界不明瞭で被包されていない腫瘤性病変。
・核分裂像は、高倍率10視野あたり1個。(数が少ない方がいいらしい)
・完全に摘出されています。などなど。
ホッ。
よかった。肥満細胞腫であることは、確定したけど、悪いタイプではなかった!
でも「しかし、稀な例ですが、単発皮膚病変が、全身性の肥満細胞症と共に~」というコメントもあります。
これからも、イボには注意しなければ。