徒然なるまま、気の向くままに

こちらにブログ引越ししました。猫のこと、カラダのこと、その他もろもろ。思いつくまま、気の向くままに、細く長く続けてます。

エリザベスカラー、試行錯誤

ひろこ、エリザベスカラーに慣れて、深夜の大運動会も出来るようになりました。
今までのウップンを晴らすように、あちこちにカラーをぶつけながら、ドタバタ轟音をあげて走っています。
これは、下の階に響いているかも。

カラーをしたまま体の自由も利くようになり、体をうまく折り曲げて、前足の先を舐めています。
このままだと、もう少しで、オデキに届きそうです。
せっかくのエリザベスカラーが意味なくなるよ。

ということで、カラーが首の下に降りてこないように、ハンカチで土手を作りました。
買って一度も使ったこと無い首輪に、ガーゼハンカチをくるくる巻き付けエリザベスカラーの根元に。

土手
ちょっと、苦しい

もうしばらく、ガマンね。

肝心の肥満細胞腫は、ステロイドが効いたのか、ほとんど平らになりました。
2週間でこの状態です。
2Week.jpg

白く見えているのはステロイド。ビクタスSMTクリーム。
(地肌が見えているのは、ハゲではなく、バリカンで刈ってもらいました)

ネットで闘病記をみると、猫の肥満細胞腫のステロイド治療は、服薬や注射が多いようですね。
ひろこは、先生の方針か、肥満細胞腫のタイプなのか、外用薬(クリーム)で治療中です。
副作用のことを考えると、できればこのまま外用薬でなんとかしたいです。エリザベスカラーは必要ですが。

ひろこが、カラーに慣れる数日は、かなりストレスを感じていたので、ほかのタイプのエリザベスカラーも用意しました。

ネットで良くみるこのタイプ。
ワイドドーナツカラー。クッションタイプで柔らかそう。
ドーナツカラー

それにしても、現物を見ないままエリザベスカラーを買うのはサイズ選びが難しいですね。
1号か2号か、かなり迷いましたが、足に口が届かないように、円の直径が大きい2号サイズにしました。

装着すると、円の直径はいいのですが、首周りが大きすぎたのか、ほんの数分で両手を使って外してしまいました。
もう一度、トライするも、今度は遠山の金さん状態に。ダメです。

やっぱり、猫には1号が良いようです。あと、材質がひろこには合わないようで、クシャミを連発。中身の綿かな?
アレルギーになるといけないので、これはもう使わないと思います。
私の座布団に降格です。



次は、コレ。ムーンカラー。浮き輪みたいです。

ムーンカラー

こちらは、猫用は「Pサイズ」となっていますが、レビューをみると、やや小さめとのこと。
やはり、直径も気になるので、小型犬用の「Sサイズ」を買いました。こちらは、サイズ的にはピッタリでした。
ま、嫌がらないものの、最初は違和感があるのか、固まっています。足先に届くかどうかは、まだわかりません。(微妙か?)

折角、普通のカラーに慣れてきたので、今回は「スタンダードなカラー&土手」で乗りきろうと思います。

いきだおれ
伸び〜

内臓のエコー検査もお願いして、今のところ異常はないとのこと。
皮膚の腫瘍もステロイドの効果が出て、ほぼ消滅しています。ステロイドは、小さなポッチの部分だけ塗って、もう少し続けます。また、1週間後に診察です。
とりあえず、ホッとしました。
でも、一旦、消えても、また同じところに出てくることも多いそうです。

「猫の皮膚型は、良性の経過をたどることも多い」「2歳前後の猫の肥満細胞腫は、自然消滅することが多い」と記載されているサイトもあり、ひろこもこれだと嬉しいのですが、悪性や内臓に転移する可能性もゼロではない。

今後の治療方針は、先生と相談しながら決めていくことになりますが、悩ましいところです。
ステロイドで治療していくのか、手術するのか、抗がん剤か、分子標的薬かなど、いくつかの選択肢(またはその組み合わせ)はあるそう。

ネットでみると、手術が第一選択とされ即効で手術する記述が多いのですが、先生は「(猫の場合)家族の希望で、手術することもありますが…」と、今の段階での手術には積極的ではなさそう。
ひろこの場合、腕の内側のため、十分なマージンを取って切り取れず、目に見えない肥満細胞腫を取り残す可能性もあるるし、実際、ステロイドの効果も出ているので、今すぐに手術という選択はないようです。

最近の研究でも、何でもかんでも、手術するという時代は終わりつつあるようです。